元アストン・ヴィラFWのガブリエル・アグボンラホール氏が、マンチェスター・ユナイテッドに対して厳しい言葉を浴びせた。ユナイテッドは水曜、イングランド4部のグリムズビーにリーグカップでPK戦の末に敗れ、大会から姿を消した。
アグボンラホール氏はその内容について次のように語った。
「今のユナイテッドについて言えば ― 恥さらしだ、詐欺師の集まりでチームじゃない。リーダーがいないんだ。最も象徴的なのは、監督がPK戦を見ずに背を向けて座っていたことだ。FAカップ決勝やCLのプレーオフで最後の1本に全てが懸かっている場面なら分かる。でも今回はPK戦の間ずっと背を向けていたんだ。」
さらに選手たちの姿勢を強く非難した。
「チームは完全に壊れている。誰を獲得しようと関係ない。ムベウモ、クーニャ、セスコを連れてきても変わらない。昨日グリムズビーまで足を運んだユナイテッドのファンに対して、選手たちはチケット代や移動費、食事代を返すべきだ。」
また、ルーベン・アモリム監督の発言にも皮肉を込めた。
「アーセナル戦後にアモリム監督は『我々はその気になれば誰にでも勝てる』と言った。だが、地元の草サッカーチームだって“その日次第で誰にでも勝てる”んだ。何を言っているんだ? フラム戦では最初の10分しかプレーせず、残りの85分+アディショナルタイムは姿を消していた。水曜の試合も0-2になってからやっとプレーし始めた。ハリー・マグワイアはおそらくユナイテッドで一番良かったが、彼のミスで3-0になっていてもおかしくなかった。」
最後にアグボンラホール氏は、クラブの構造的な問題を指摘した。
「この選手層を見れば、本当に大きな問題を抱えているのが分かる。収入は7億ポンドあるし、選手の売却で利益が出なくても2億ポンドは補強に使えるだろう。だが、それでも何も変わらない。」
ユナイテッドは戦術や補強以上に、クラブ全体の姿勢とメンタリティに問題を抱えている ― それがアグボンラホール氏の厳しいメッセージだった