『テレグラフ』によると、レアル・マドリード所属の右サイドバック、トレント・アレクサンダー=アーノルドが、9月に控えるワールドカップ予選(アンドラ戦・セルビア戦)のイングランド代表メンバーから外れる可能性があるという。
アーノルドは今夏リバプールからマドリードに移籍し、新シーズン開幕戦では先発したものの、68分で交代。その次のオビエド戦では途中出場ながらわずか3分のプレーに留まった。
かつてイングランド代表監督を務めたトーマス・トゥヘル氏は、アーノルドに守備面での重要性を強く意識するよう警告していた。攻撃面での貢献は大きいが、予選や大会では一度のミスが決定的になり得るため、守備の規律が不可欠だと述べている。
現在、右サイドバックの代表ではリース・ジェームズやカイル・ウォーカーが優先されている。ウォーカーは6月のセネガル戦で苦戦し、その後マンチェスター・シティからバーンリーへ移籍したが、アーノルドは現時点で代表の周縁に留まっている状況だ。
アーノルドにとって、レアル・マドリードでの地位確立とイングランド代表復帰の両立を目指す上で、大きな打撃となる見込みだ。
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