マンチェスター・ユナイテッド、GK補強が急務？ ポール・マースンが提言

元イングランド代表で現在は解説者を務めるポール・マースン氏が、マンチェスター・ユナイテッドの現状について厳しい見解を示した。特にゴールキーパーのポジションに問題があると指摘している。

マースン氏はこう語った。

「私に言わせれば、答えはイエスだ。優れたゴールキーパーなしにリーグ優勝やワールドカップ、ユーロを勝ち取ることはできない。」

ユナイテッドはアンドレ・オナナやアルタイ・バユンディルを起用しているが、マースン氏によれば彼らは「勝ち点を救う存在」ではなく、むしろ勝ち点を失わせているという。

「オナナはポイントを救わない。ユナイテッドのゴールキーパーはポイントを失っている。ポイントを落とす時点で、それは大きな問題だ。」

さらにマースン氏は具体的な補強候補にまで言及した。

「彼らには新しいゴールキーパーが必要だ。ジャンルイジ・ドンナルンマがいるじゃないか。なぜ彼を狙わないのか？ もっとも、資金をすでに他のポジションに使ってしまったがね。」

また、中盤の強化も不可欠だと指摘する。

「ミッドフィールドには走力が必要だ。走れない中盤で大会やリーグを制したチームは存在しない。」

守護神の不安定さと中盤の機動力不足。ユナイテッドが再び頂点に立つためには、この2つの課題を克服する必要があるとマースン氏は強調した。