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アーセナル、またもや迷走?ワトキンス獲得失敗が示すクラブの混乱

イギリスの「デイリー・メール」紙のイアン・ハーバート氏が報じたところによると、アーセナルがアストン・ヴィラのエース、オリー・ワトキンス獲得に向けて動いたものの、そのオファーがあまりに「ナメた額」だったことから話にならなかったようだ。

アーセナルが提示した額は4500万ポンド(約85億円)。一見、高額に思えるが、ヴィラはサウジアラビアのアル・ナスルからホン・ドゥランに対して6200万ポンド(約117億円)のオファーを受けていたタイミングだ。そんな状況で、ヴィラが主力ストライカーを格安で売るはずもなく、アーセナルのオファーは「ジョーク」として一蹴されたという。

“何を吸ってるんだ?”

アーセナルがライバルクラブに対して「バカげた額」で交渉するのは今に始まったことではない。思い出されるのは2013年、リヴァプールのルイス・スアレスに対して「4000万ポンド+1ポンド」という謎のオファーを提示し、当時のリヴァプールオーナー、ジョン・W・ヘンリーに「エミレーツでは何を吸ってるんだ?」と皮肉られた一件だ。

それから10年以上が経った今も、アーセナルは相変わらず同じことを繰り返しているように見える。補強ポイントは明確だった。ガブリエル・ジェズスは負傷がち、サカもコンディションが安定せず、チームにゴールを量産できる純粋なストライカーが必要だった。にもかかわらず、彼らの動きは鈍く、中途半端な交渉ばかりが目立つ。

昨夏に動くべきだった?

そもそもワトキンスを狙うなら、昨夏のうちに本気で動くべきだった。ワトキンスは2020年に「アーセナルでプレーするのが夢」と公言しており、交渉の余地は十分にあったはずだ。

アーセナルが見送った選択肢は他にもある。例えば、

  • ブレントフォードのイヴァン・トニー(5000万ポンドとされる移籍金を高すぎると判断)
  • スポルティングCPのヴィクトル・ギョケレス
  • RBライプツィヒのベンジャミン・セスコ

どれも実力者揃いだが、アーセナルは決断を先送りにし、結果として「市場を読み違えた」と言われても仕方のない状況に陥っている。

「後手」に回るクラブの体質

プレミアリーグでは、一瞬の判断ミスがシーズンの明暗を分ける。マンチェスター・シティが今季、決して無敵ではないことを考えると、アーセナルにとっては絶好のチャンスだった。それにもかかわらず、明確なビジョンを持たず「パニックバイ」に走るようでは、タイトル争いに名を連ねる資格があるのかも疑わしくなる。

アーセナルの本命はニューカッスルのアレクサンダー・イサクとされているが、その移籍金は1億2000万ポンド(約225億円)とも言われており、実現は来夏以降。現時点で即戦力を獲得できる可能性は低く、結局のところ「また来年」と言い訳するのがオチではないか。

まとめ:クラブの迷走は続く

ミケル・アルテタ監督は先日「我々には前線のオプションが不足している。それは明らかだ」と発言した。しかし、それは監督自身の責任でもあり、フロントの計画性のなさが招いた結果でもある。

アーセナルは「すんでのところでタイトルを逃すチーム」から「本気でタイトルを狙えるチーム」へと進化するための決断を下せるのか。それとも、これまで通り「ビッグクラブ気取り」のまま、補強市場で迷走を続けるのか。

2024-25シーズンの終わりには、またしても「来年こそは」という言葉がエミレーツ・スタジアムに響き渡っているかもしれない。

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