イギリスの大衆紙「The Sun」が伝えたところによると、アストン・ヴィラの新戦力マルコ・アセンシオがピッチ外でも注目を浴びている。その理由は彼の妻であり、建築家でもあるサンドラ・ガラルの存在だ。
サッカー選手のパートナーと聞けば「モデルかインフルエンサー?」と思うかもしれないが、サンドラはただの「WAG(サッカー選手の妻・彼女の総称)」に収まらない。彼女はスペインの名門建築大学「マドリード高等建築学校」を卒業し、自らのビジネスを持つ実業家でもある。さらに、Instagramでは36万人以上のフォロワーを抱え、ファッションブランドのPR活動も行うというマルチな才能の持ち主だ。
クラブの裏側で輝く存在
アセンシオは昨年PSG(パリ・サンジェルマン)に加入するも、ルイス・エンリケ監督の下では出番が限られ、今回の冬の移籍市場でアストン・ヴィラにレンタル移籍した。ヴィラのサポーターにとっては、プレミアリーグでの新たな戦力として期待がかかるが、それ以上に「奥さん、美しすぎない?」と話題になっている。
サンドラは元々、夜のクラブでウェイトレスとして働いていた。華やかな世界で彼女がどこまで本気で仕事をしていたのかは不明だが、そこでアセンシオと出会い、恋に落ちたというのが二人のなれそめだ。
2019年に交際を開始した二人は、当初メディアの目を避けていたが、同年にレアル・マドリードの元同僚セルヒオ・ラモスの結婚式に招かれたことで公に。最終的に2023年、スペイン・マヨルカの要塞「ラ・フォルタレサ」で結婚式を挙げた。招待客には、レアル・マドリード時代の仲間であるガレス・ベイルや、スペインのテニス界のレジェンド、ラファエル・ナダルなど豪華メンバーが名を連ねた。
「WAG」としての顔も持つ建築家
建築家としての顔を持つ彼女だが、それだけではない。Instagramには高級ブランドのイベントに参加する姿や、洗練されたファッションを披露する投稿が並ぶ。2024年のミラノ・ファッション・ウィークでは、ルイ・ヴィトンやエリザベッタ・フランキのショーに招待され、優雅に最前列を飾った。
スポーツ選手のパートナーとしては珍しく、彼女は自身のキャリアをしっかり築いている。建築業界では「男社会」という偏見が根強く残るが、サンドラはその中で独立し、自らのブランドを確立。さらに、SNSではアパレルブランド「Alo」のヨガウェアや、「Luxenter」のジュエリーをPRし、インフルエンサーとしても活躍する。
まとめ:サンドラ・ガラルはただの「WAG」ではない
サッカー選手の妻・彼女たちはしばしば「ただの飾り」と見られがちだが、サンドラ・ガラルの人生はそんな単純なものではない。元ウェイトレスから建築家、さらにはファッション業界にも進出し、多方面で影響力を持つ彼女は、まさに現代の「強い女性」の象徴だ。
アセンシオがアストン・ヴィラで活躍するかどうかはまだ未知数だが、彼の隣にいるサンドラは、すでにサッカー界の「最も魅力的なパートナー」の一人としてその存在感を放っている。ピッチ上ではアセンシオ、ピッチ外ではサンドラ。アストン・ヴィラのファンは、二人の動向を見守ることになりそうだ。