イングランド代表DF ベン・チルウェル が、ついにチェルシーを離れることとなった。移籍先は同じブルーコ・グループ傘下のRCストラスブール。彼は自身のInstagramで、これまで支えてくれたチェルシーファンへ感謝の言葉を綴った。
「兄弟のような仲間と出会えた」
チルウェルは投稿で次のように記している。
「チェルシーファンのみなさん、まずはありがとう!
僕たちは一緒にチャンピオンズリーグを制し、想像もしなかったような絆を築いた。ピッチ内外で一生の兄弟とも言える仲間に出会えたんだ。
みんなは僕の困難な時期を支えてくれた。ケガ、私生活での苦しい瞬間、そして最高の瞬間の数々を共にした。
一生感謝してもしきれない。これから、自分のベストを見せるのを楽しみにしている。😊また会おう。チリー💙」
チェルシーでの5年間
2020年にレスター・シティから加入したチルウェルは、チェルシーで通算107試合に出場。特に加入1年目は42試合に出場し、クラブの欧州制覇に大きく貢献した。2021年のチャンピオンズリーグ制覇は、彼のキャリアでも最も輝かしい瞬間のひとつだ。
しかし、その後は度重なるケガに苦しみ、シーズンを通して安定したプレーを見せることが難しくなった。昨季は新監督エンツォ・マレスカのシステムにも合わず、構想外となっていた。
新天地ストラスブールでの挑戦
今回の移籍先は、チェルシーと同じくブルーコ・グループに属するフランス・リーグアンのRCストラスブール。環境の変化は最小限に抑えつつ、新たな舞台で再出発を図ることになる。チルウェル自身も「ベストを見せる」と決意を口にしており、怪我からの完全復活とプレミアリーグ時代の輝きを取り戻せるかに注目が集まる。
ファンの反応
SNSでは「CL優勝の立役者を忘れない」「ケガに苦しんだが、彼の左足クロスは最高だった」「ストラスブールで輝きを取り戻してほしい」と惜別と期待の声が広がっている。
チェルシーにとってはひとつの時代の終わりを告げる移籍だが、ファンとの絆は決して途切れることはないだろう。