マンチェスター・ユナイテッドに朗報、早期復帰の可能性も
マンチェスター・ユナイテッドは、バーンリー戦で負傷したマテウス・クーニャのケガが当初の懸念ほど深刻ではないと確認した。英メディア Centre Devils によれば、クラブは楽観的な見通しを示しており、復帰は予想より早まる可能性があるという。
軽めのトレーニングを再開
26歳のブラジル代表FWは、キャリントン・トレーニングセンターで上半身を中心とした軽いジムワークをすでに開始している。これはリハビリの一環であり、クラブとしても経過を慎重に見守りながら段階的に復帰プランを進めていく方針だ。
クーニャはバーンリー戦(3-2でユナイテッド勝利)で負傷。試合はブルーノ・フェルナンデス主将の終盤PKで決着したが、主力FWの離脱は当初大きな不安を呼んでいた。
今季のパフォーマンスと課題
今シーズン、クーニャはここまでユナイテッドの全4試合に出場。しかし、ゴールもアシストも記録できていない。攻撃陣が得点力不足に苦しむ中、彼の貢献度を数字で示すことができていない点は課題とされている。とはいえ、前線でのハードワークや相手DFを引きつける動きは評価されており、戦術的にも重要なピースだ。
チームへの影響と復帰時期
代表ウィークを挟むタイミングでの負傷であることから、今後のリハビリ期間が試合日程にどの程度影響するかが焦点となる。クラブ関係者は「深刻な離脱にはならない」としており、来週以降のトレーニング復帰、さらには9月中の実戦復帰も視野に入っているとみられる。
周辺の動き
同時期には、左サイドバックのタイレル・マラシアが移籍の可能性を抱えながらも残留すればチーム合流する見通しと報じられている。また、今夏にクラブを去ったラスムス・ホイルンドは、自らの実力がベンヤミン・シェシュコよりも上だと考えており、退団に強い不満を抱いているという報道もあった。
今後の展望
ユナイテッドは国際Aマッチウィーク後にマンチェスター・シティとのダービーを控えており、クーニャの回復具合はクラブにとって大きな意味を持つ。軽症との診断は朗報だが、攻撃陣の停滞を打破するためにも、彼がピッチに戻り、真価を発揮することが急務となる。