サンチョ、アストン・ヴィラ加入の裏側を明かす　「ラッシュフォードとエメリ監督が後押ししてくれた」

マンチェスター・ユナイテッドから期限付き移籍でアストン・ヴィラに加入したジェイドン・サンチョが、移籍を決断するまでの経緯を語った。契約は今季終了までで、ヴィラは給与の約8割とボーナスを負担する形となる。

サンチョはヴィラTVのインタビューで、ウナイ・エメリ監督の存在が決め手になったと明かしている。
「まず最初に監督と話したとき、自信と信頼を与えてくれました。彼が今年のプランを示してくれたことで、本当に刺激を受けたんです。確実に説得されましたし、彼の下でプレーするのが待ちきれません」

また、自身の起用法についても柔軟に対応する意欲を見せた。
「監督が必要とするところならどこでもプレーするつもりです。個人的な目標はもちろんありますが、最優先はチームです」

さらに、チームメートのマーカス・ラッシュフォードからの助言も大きな影響を与えたという。
「彼が昨季ここでプレーしていたときに話を聞いたんです。すごく楽しんでいたと言っていましたし、クラブが家族のようで、選手やスタッフが温かい環境をつくっていると教えてくれました。実際に来てみて、その雰囲気を強く感じました」

今夏の移籍市場では多くの動きがあったが、サンチョの加入はヴィラにとって大きな戦力アップとなる。ユナイテッドで出場機会を求めていた彼が、エメリ監督のもとでどんな復活を遂げるのか、ファンの期待は高まっている。