マンチェスター・シティの怪物ストライカー、アーリング・ハーランド（Erling Haaland）が、その驚異的なパフォーマンスの裏で支えられている「もうひとつの大切なチーム」がある。それは、彼の長年の恋人であるイサベル・ホウグセン・ヨハンセン（Isabel Haugseng Johansen）との関係だ。タブロイド紙『ザ・サン』や『デイリー・スター』が伝えるところによると、2人の絆はノルウェーの小さな町ブリーネで生まれた純粋な友情から始まり、今や家族という形でさらに深まっているという。
幼なじみから始まった恋
ハーランドとイサベルが育ったのは、ノルウェー南部の小さな町ブリーネ。2人は地元のサッカークラブ「ブリーネFK」のアカデミーに通い、少年時代からサッカーに熱中していた。2人の関係は当初、ピッチ上での仲間としての絆だったが、ハーランドが頭角を現し始めるにつれて、徐々に特別なものへと発展していったという。
『ザ・サン』によれば、イサベルもアスリート気質で、サッカーに真剣に取り組む一方で、幼少期からハーランドを支えてきた。「子どもの頃、ただサッカーを楽しむだけの純粋な関係だった」と彼女の知人は語る。
距離を超えて深まった愛
ハーランドがキャリアの階段を駆け上がる中で、2人の距離は物理的に離れることもあった。彼がモルデからRBザルツブルク、さらにはボルシア・ドルトムント、マンチェスター・シティへと移籍を重ねる中、イサベルはそのたびに彼を訪れ、愛情とサポートを惜しまなかった。
特に、ハーランドがマンチェスター・シティに加入した2022年以降、2人の関係はメディアの注目を集めるようになった。だが、どんなに注目されても、2人はその関係を大事に守り続けているという。
『デイリー・スター』によると、イサベルはハーランドがどのチームに所属していても、定期的に現地を訪問し、生活面や精神面で彼を支え続けている。「彼女がいることで、ハーランドは落ち着いて試合に集中できている」とクラブ関係者も認めるほどだ。
華やかな公の場でも「仲の良い二人」
2023年のバロンドール授賞式では、2人そろってレッドカーペットを歩く姿が報じられ、その関係が公式に認められる形となった。また、スペインの高級リゾート地マルベーリャでの休暇や、ロンドンでの買い物風景もタブロイド紙にキャッチされている。イサベルがロンドンの高級デパート「セルフリッジズ」で約6000ポンド（日本円で約100万円）を使い、ハーランドへの贈り物としてグッチのフーディーや高級バックパックを購入したことも話題になった。
『the sun』の記事では、「華やかな生活を送るカップルだが、2人とも根はとても地味で、ただお互いを支え合うことを大事にしている」と知人の証言を引用している。
ついに訪れた大きな転機
2024年には、2人の関係に大きな変化が訪れた。イサベルの妊娠が噂され、ハーランド自身も試合後のゴールパフォーマンスで「赤ちゃんの抱っこ」を真似たジェスチャーを披露。この行動がファンの間で話題となり、数カ月後に2人の間に第一子が誕生したことが明らかになった。
マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は記者会見で、「ハーランドは父親になったばかりで、非常に感慨深い時期を迎えている」とコメント。この発言が決定打となり、家族が増えたことが正式に確認された。
将来を見据えた「家庭の城」
現在、ハーランドとイサベルはイギリスでの生活基盤を固めるべく、マンチェスター近郊での家探しを進めている。地元紙によると、2人はかつてアストン・ビラ所属のダニー・イングスが所有していた350万ポンド（約5億6000万円）の豪邸を検討しているという。
2人はメディアの注目を受けながらも、自分たちのペースで関係を築いている。『ザ・サン』の取材に応じた友人は、「彼らはシンプルな生活を望んでおり、家庭を大切にしたいと考えている。サッカーが中心にある生活ではあるが、プライベートな時間も確保したいようだ」と語る。
「普通のカップル」としての幸せ
アーリング・ハーランドとイサベル・ホウグセン・ヨハンセンの関係は、スポットライトを浴びる中でも、純粋で堅実な愛によって支えられている。マンチェスター・シティで数々のゴールを記録し続けるハーランドにとって、イサベルの存在は間違いなく、彼をピッチ外でも成功へと導く「大切なチームメイト」だ。
これからも、サッカー界の頂点を目指すハーランドと、彼を支えるイサベルのストーリーには、さらに多くの注目が集まりそうだ。